ロシアのウスマン・ヌルマゴメドフがBellator 300トーナメントのヘッドライナーを務める。

2週間前の同大会の公式プレスリリースとポスターによると、ウスマン・ヌルマゴメドフと米国人ブレント・プリムスのライト級グランプリ最終戦が大会3度目のメインイベントとなり、ベラトール・ヘビー級王者ライアン・ベイダーと同王座挑戦者リントン・ヴァッセルが記念興行のヘッドライナーとして発表されていた。

リーグの公式サイトに掲載された最新のポスターから判断すると、Bellator 300トーナメントはライト級がヘッドライナーを務め、ヘビー級の激突がカードに組み込まれる。

女子フェザー級とライト級のタイトルマッチはそのまま。また、この大会では、女子フェザー級王座決定戦と女子ライト級王座決定戦が行われ、クリス・サイボーグがキャット・ジンガーノを相手に防衛戦を行い、イリマレイ・マクファーレンがリズ・カルムーチェから王座奪取を狙う。

同団体の代表者は、この再編成の理由を明らかにしなかったが、ロシア人チームに近い情報筋は、カードの変更を確認した。

ウスマン・ヌルマゴメドフ（25歳）は、昨年11月にパトリッキー・フレイレからベラトール王座のベルトを奪い、全会一致の判定でブラジル人を破り、今年3月のグランプリ準々決勝では、元UFC＆WEC王者のベンソン・ヘンダーソンを1Rにリアネイキドチョークで仕留め、王座防衛に成功している。

ブレント・プリムス（38歳）は、フランス人のマンスール・バルヌイスを全会一致の判定で破り、グランプリ準決勝に進出。アレクサンダー・シャブリア（ロシア）にテクニカル・ノックアウトで敗れていた彼のキャリアを再び軌道に乗せた。