アナトリー・マリキンがONEチャンピオンシップのトリプルチャンピオンに

カタールで開催されたONE166のヘッドライナーを飾ったタイトルマッチは、第3ラウンドに終了。疲れ果て、ボロボロになったデ・リダーは、ラックに上がって試合を続けることを拒否。

第1ラウンド、右ストレートを外してダウンを喫し、ファンをやきもきさせたが、マリキンは動揺した様子もなく、すぐに試合を再開し、ネット際で相手にプレッシャーをかけ続け、頭とボディに強烈なパンチを連打した。

思い起こせば、2022年12月、ロシア人ファイターは、1Rにテクニカルノックアウトで勝利し、デ・リダーのONEヘビー級タイトルを剥奪し、昨年6月、アナトリー・マリキンは、3Rにテクニカルノックアウトでアルジャン・ブラードを仕留め、現・暫定ONEヘビー級タイトルの統一に成功している。

デ・リダーとの再戦により、36歳のアナトリー・マリキンは、プロとして14勝目を記録した。このロシア人はすべての対戦相手を早い段階で倒し、10試合でノックアウト勝ち、4試合でサブミッション勝ちしている。